必要な時間と回数は相談者の知識レベルに依存する
保険の相談をしたことがない人であれば、保険の相談にどれぐらいの時間が掛かるかはあまりイメージできません。
生命保険会社の営業マン(主に生保レディ)であれば新しい保険の提案をしてもそんなに時間は掛かりません。
言い換えるとたいした説明をしていないことになりますが。
保険の相談に行った際の標準的な回数と時間を書いてみます。
これはあくまで標準的なものなので赤ちゃんがいるので長い時間話ができない等あれば考慮してもらえます。
時間:90〜120分
回数:3回
これが標準的な時間と回数です。
1回目の内容
保険相談の内容を確認します。
「学資保険に加入したい」「年金保険に加入したい」というような内容でなく保険の見直しをしたいという相談であれば保険の確認となります。
ここで生命保険の基本的な知識がない場合は、その説明もありますので生命保険の知識がないほど相談時間が長くなります。
単純に更新したら保険料が上がるというだけではなく保障内容を理解することが重要になります。
現在、加入している保険の確認だけでしたらここで終了になります。
2回目の内容
自分に必要な保障額の算出となります。
現在の家族構成や年齢から自分に必要な保険の金額を算出します。この時に家族の年齢などの個人情報を聞かれることになりますが、必要な保険金額を算出するためには必要なことです。
公的制度の説明や住宅の有無の確認もこの時にあります。
公的制度があるので思ったほど保険の加入は必要ないこともあります。
3回目の内容
保険相談ショップよりの提案になります。提案内容の説明があります。
現在、加入している保険を解約する提案がある場合はしっかりと理由を聞くようにしましょう。
提案内容に納得できず訂正を求めることも可能ですし、ここで相談は終了して保険の契約はしないということも可能です。
話を聞くだけでなく復習もすれば時間短縮となる
保険相談というのは思ったよりも時間が掛かるものだと思ったはずです。
ただし、時間というものはFP・相談者によって異なります。
相談者の話を丁寧に聞くFPであれば時間は掛かるし、そうでなければそれほど時間は掛かりません。
相談者の知識によっても異なります。
相談者に生命保険の知識があれば、スムーズに話は進みますし、生命保険の知識がなくても恥ずかしいことではありません。
一度、受けた説明はしっかりと理解して自宅に帰ってからも復習するぐらいであればすんなりいくはずです。
保険相談で重要なのは、どのような保険であるかを理解して内容を理解して加入することです。
保険の相談をするFPは提案はしてくれますが、決めるのは自分であるということを忘れないようにして下さい。
生命保険には正解はありません。
「死亡」や「病気」といったリスクに対してどれだけリスクヘッジすかというだけになります。
極論ですが、貯金がたっぷりあり自分に万が一があっても問題がないのであれば生命保険など必要ないのです。
必ず加入しないといけないものでもありません。
保険というものはあまり認識されていませんが、高額な商品です。
例えば、月に1万の保険を30年間加入すれば総支払額は360万円になります。
360万円の買い物をするという認識で臨んだ方がいいでしょう。
360万円の買い物なら少しぐらいの手間は全然問題ないはずです。
そういう意味では、保険相談を複数受けるというのも1つの案です。
合計で5時間ぐらい掛かりますが、360万円の買い物をするのであればそれぐらいやっても不思議ではありません。
車を購入するのに複数のディーラーに行くのと同じです。
保険の無料相談が不安という人は体験談を掲載しているので参考にして下さい。
店舗型保険相談の体験です。
→実録、エリの保険相談体験談
体験談は必要なくどんなところで相談するのか知りたいという人は人は以下をご覧ください。
店舗型保険相談
訪問型保険相談
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