医療保険 選び方

リスクとリターンを考えるべき

昔の保険というのは死亡保険がメインだったので生きているうちに保険を自分で使うという考えはあまりなかったのですが、最近は医療保険もいろいろな商品がでてきているので選択肢も多くなっています。

 

ただし、医療保険の選択は結構難しいです。
死亡保険だと死亡した場合に残った家族が生活していけるような保険に加入すればいいのですが、医療保険は少し違います。

 

医療保険というと入院した場合の入院料や手術を行った際の手術代をカバーするということが主たる目的になります。

 

保険というのは高額な出費に備えることが目的なのでどれぐらいが高額な出費かということです。

 

1日2日の入院であればわざわざ保険で備える必要はないでしょう。貯金しておいたほうがいろんなことに使えます。

 

また、手術にしても保険が適用されないような自費の手術でない限り高額医療制度もあるので高額な出費になるとはいいがたいのです。

 

それと医療費高騰のあおりで最近の病院はあまり長い期間の入院はさせてくれません。

 

それでいて医療保険の保険料は結構高いのです。

 

リスクに備える=保険ではない

以上のことからやみくも医療保険に加入してはいけないのです。
何に備えるかを明確にしないといけないのです。

 

「リスクに備える=保険ではない」ではありません。
保険に加入する代わりに貯金をしてもいいのです。

 

3〜4日の入院などのために保険に加入してはいけないのです。

 

やはり医療費が高騰しそうなケースに絞って加入すべきなのです。

 

加入をじっくり考慮すべき内容
・日額○○円の医療保険
・初期入院特約

 

加入したほうがいい内容?
・がん保険
・三大疾病
・外来の治療

 

おすすめの内容
・先進医療特約
・セカンドオピニオン特約

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